ガソリンや灯油、軽油の取扱いに注意しましょう!
ガソリンや灯油、軽油は、消防法上の「危険物」に該当し、危険な物質として、その貯蔵や取扱いの方法について様々な規制がなされています。
普段何気なく取扱っているこれらの危険物も、貯蔵や取扱いの方法を一歩誤れば、火災や爆発などの甚大な被害を及ぼす可能性があります。
これらの危険物を運搬、貯蔵するには、性能試験に合格した容器に入れることが消防法で決められています。
滝川地区広域消防事務組合では、各油種に適合した容器以外での運搬及び保管を禁止しています。
これらについて、性能試験に合格したものに貼付される表示例を示し解説していきます。
〔ガソリン〕
試験確認済証などの表示が付いた、ガソリン携行缶で運搬してください。
なお、乗用車等で運搬する場合は、22リットル以下の容器で運搬してください。
【表示例】
〔軽 油〕
灯油用の性能試験に合格したポリ容器の使用は出来ませんが、軽油用として性能試験に合格したポリ容器がありますので、軽油用として消防法令に適合したものを使用してください。
また、ガソリン用として性能試験に合格した容器も使用することができますので、その際には必ず容器に「軽油」と表示してください。
【表示例】
〔灯 油〕
灯油用の性能試験に合格したポリ容器の使用が可能です。試験に合格したものは危険物保安技術協会、日本ポリエチレンブロー製品工業会等の表示が付いています。
【表示例】
(注)灯油用ポリ容器にガソリンや軽油を、軽油用のポリ容器にガソリンや灯油を入れると、変質、
変形の原因となり、漏洩する危険性も高まり火災の原因となる恐れがあるので絶対に他油種
に使用はしないでください。
Q&A |
ガソリン、軽油、灯油を運んだり、貯蔵する方法をQ&A方式で説明します。
Q 灯油用ポリエチレン缶に、ガソリンや軽油は入れられますか?
A 入れられません。
灯油用ポリエチレン缶は灯油専用として性能試験に合格していますので、灯油以外、つまりガソリンや軽油を入れることはできません。
Q ガソリンや軽油は何に入れたらいいの?
A ガソリンは、性能試験に合格したガソリン専用容器に入れるようにしてください。
軽油は、性能試験に合格したポリエチレン製の容器又は金属製容器に入れるようにしてください。
軽油用ポリエチレン容器は、軽油専用として性能試験に合格していますので、軽油以外、つまりガソリンや灯油を入れることはできません。
軽油を金属製容器に入れた場合、ガソリンと間違わないように「軽油」と表示して下さい。
Q 混合油は何に入れたらいいの?
A 混合油の成分はガソリンが主なので、揮発性が高く危険です。性能試験に合格したガソリン専
用容器に入れて下さい。
Q ホームセンター等で売っている混合油を作るプラスチック製の容器で貯蔵したらいけないの?
A この容器は、ガソリンとオイルを混ぜるためのもので、運んだり貯蔵はできません。
問い合わせ先
滝川消防署予防課 滝川市文京町4丁目1番5号 ℡ 0125-23-1252
芦別消防署予防課 芦別市本町42番地1 ℡ 0124-22-3106
赤平消防署管理課 赤平市大町4丁目5番地2 ℡ 0125-32-3181
滝川消防署江竜支署 滝川市江部乙町514番地11 ℡ 0125-75-3119
滝川消防署新十津川支署 樺戸郡新十津川町字中央301番地1 ℡ 0125-76-2619